2019年7月29日月曜日

掲載情報

A-Styleに 令和なかむらハートクリニック が掲載されています。

(以下本文より)

都市の角地において街をつなぐ役割を果たす建築について考えた計画である。

施主の要望は、すっきりとした外観で目を引くもの、騒音振動対策、出来れば緑も欲しい、の3点であった。

計画地は名古屋駅から2Km圏内で交通量が多い交差点の角地。
沿道には防火地域という事もあり、どこか無機質な建物が多く建っている印象を受けた。

建て替えにあたり、以下の3点の事を重視した。

街に見通しの良い抜けを作る事(平面的には隅切り、断面的には セットバック する事で街と街を繋ぎ街と空を繋ぐ) 
 先進医療 をイメージする事天然石クオーツの結晶の輝き、乳白  ガラス 3 の薄いシルバーライン
 耐火建築でありながら有機的素材を使う事(天然石、天然木製ルーバー  屋上緑化  古レンガ) 
具体的には、隅切り部には2方向に開く待合室を設け街との接点とし、診察室  北庭に面した落ち着いた場にした。
内装には古レンガや天然木の造作家具を使い、患者の緊張を和らげる環境づくりに努めた。

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